立命館大学 石水毅研究室

石水研通信

卒研発表会

4年生、みんな良い発表でした。発表会間際のがんばりっぷりは、みんなの底力が出ていて、良かったです。底力を出し続けると研究は形になっていきます。一山超えた研究、努力はしたけれどポジティブな成果にまでは至らなかった研究、いろいろありました。この結果を受けて、次はどうするか、という明確な方針を持てるような力がついてきたか、確認してもらえれば、と思います。これからの展開が楽しみな研究が多く、ほんとに良い時間でした。昨年度の卒研発表会と同じことを思ったりもしたので、そのときのブログを覗いておいてください

これから打ち上げです。ほっと一息ついてきます。いしみず。

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年末報告会

 昨日は年末報告会でした。石水研3年目にして、ようやく報告会らしくなってきました。報告会らしいというのは、数名に想定外の発見の報告があったことです。M1で実験量の多い人は、実力がついてきて、自分で考えて実験を計画して、実行できる人も出てきたってことです。それが想定外の発見につながってました。石水の指示はオーソドックスな指示ばかりで、学生の方が頭柔らかくて発想が豊かやな、と思わされた報告会でもありました。きちんとやるべきことをやって着実にデータを重ねている人もいました。オリゴ糖のNMR解析もできるようになってきたことはうれしいことでした。真面目に取り組んでいるのに結果が出てこない人がいるのは心苦しいですが、忍耐強く検討を重ねていきましょう。3年生は研究室行事初参戦。それぞれで感じるところがあったようで、今の思いは大事にしてほしいと思います。

 にしても、忘年会でのもつ鍋は美味しかったねー。   石水しるす。

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SFG & JSCR Joint Meeting November 16-19, 2014

こんにちは!M1のしゅんです

青い空に白い雲、青い海が広がる。休暇を過ごすならこんなリゾートで過ごしたい。潮風を感じながら仲間たちとお酒に酔いつぶれたい。そんな場所。。。

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ハ・ワ・イ!!!!!!に行って参りました

今回はハワイで開催されたSFGとJSCRの Joint meeting に参加してきました。学会テーマがIntegrating Glycoscience from Biology and Chemistry to Medicineということもあり、植物分野の糖鎖研究の発表は少なかったですが、自分なりに初の国際学会を楽しんできました!!

会場はこんな感じDSC_0244.JPG開催地がハワイのホノルルということもあり、アロハを着ての参加が多かったように感じます笑 そんな中でもすべてが世界の最先端の研究であり、ものすごいデータ量と情報量で実験量の多さを感じさせられました。

発表については私はポスター発表をおこないましたが、まだまだ勉強が足りないなというのが正直な感想でした。植物を対象とした研究を行っていますが、もっと広い知見をもつ必要があるなと感じました。研究室のみんな、論文をたくさん読もうね

なんと!ポスター発表の会場に往年の大スター湯浅氏がおられましたので激写してきました!!いやー背が高い。京大にいかれても頑張っていました。

DSC_0250.JPGと、まーこんな感じで学会には真剣に取り組んできました。

18日に行われたBanquetでは糖鎖研究の大御所の方々も発表の時とは異なり、素の一面を出して食べて飲んで時々踊って(笑)とても愉快な会になっていました。

Banquetの会場の一枚

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今回、石水研から単独で参加してきたので現地では東洋大の宮西先生に大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

国際学会という貴重な経験をさせていただいた石水先生にも感謝してます。ありがとうございます。

普通の学生にはこんな経験ができるチャンスはなかなか無いと思うんでね、これを見てる生命の低回生の子がいたらこんなチャンスを求めて研究室選びしてみてもいいかもね。

以上、M1しゅんからの報告でした!

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最後に一言  ワイキキビーチは最高でしたぜ!田村さん笑

 

第87回日本生化学大会 京都

この度、10月15日(水)-18(土)に第87回日本生化学大会が京都で開催されました。

私は、16日(木)に「シロイヌナズナα1,3-フコシダーゼの同定と植物コンプレックス型糖鎖分解経路の解明」という演題で口頭発表とポスター発表をおこないました。

口頭発表の結果、【若手優秀発表賞】を受賞しました!ありがとうございます!

学会発表では、実験結果に対する様々な意見や実験の展開案などのアドバイスをいただきました。この経験を今後の研究にいかしていきたいです。

またこれから、共同実験者の林と論文に向けてカツコツと実験を進めていきます。

DSC_0162.JPGのサムネイル画像会場 国立京都国際会館

1413618245172.jpgのサムネイル画像ポスター発表後の一枚

1413618241297.jpg戯れ

 

しゅん

 

「生体機能工学」教科書

生工3回生後期「生体機能工学」が今週から始まります。この講義のために、教科書を書きました。「生体高分子の基礎ーはじめてのバイオ分子化学」が生協に平積みされています。受講する人は購入してください。試験問題は基本的にこの教科書から出題します。既に受講した4回生や卒業生の人も手に取ってみてください。1回生、2回生の人も興味があれば先取り購入していいかもしれません。アマゾンなど、他のところでも購入できますが、完本したばかりなので、入手が少し遅れると思います。

これは生化学の教科書ですが、他の生化学の教科書とは一味違うものになるようにしました。分子発見の経緯、生体分子代謝の概略・全体像の提供、口頭でしか伝えられなかった生体分子解析のコツ、生活の中で利用されている生体分子、など、他の教科書にはあまり書かれていない内容が含まれています。研究者目線、専門家目線、こんなことが知りたかった目線を取り入れています。「生体機能工学」の講義内容は一通り含まれています。2回生前期で受講してもらった「基礎環境学」の内容も一部入っています。20140929180647.jpg

教科書執筆は初めての経験でした。執筆は予想通りなかなかたいへんで、構想から完本までに2年以上かかりました。長谷川先生(長浜バイオ大)、有馬先生(鹿児島大)、前田先生(九州工業大)との共同執筆です。先生方にはたいへんお世話になりました。ありがとうございました。