立命館大学 石水毅研究室

学生募集

研究室配属を希望するみなさんへ

植物の研究、酵素の研究、糖鎖の研究をしてみたいと思った人、バイオエネルギーに興味ある人、何か発見してみたい人、ここらで何かの専門家になってみようと本気で思っている人、研究を通して成長したい人、研究室を訪ねてみてください。学内・学外(他大学や高専)を問わず、大学院への志望を歓迎します。見学希望・大学院進学相談はメールでご連絡ください。お問い合わせ先はこちらから。

研究室で大事にしていること

未知のことに挑む力をつける

index_img01.jpg研究を通じて、未知なことに挑む能力を身につけます。 研究は誰も見つけられなかったことを見いだすこと、誰も実現できなかったことを実現することです。 研究室では未知なことに挑む方法を学んでいきます。この過程では、地道な勉強に加え、いろんな人とのコミュニケーションが欠かせません。研究室メンバー間でディスカッション、ブレインストーミングを常に行います。 大学院を修了後、研究室で得た技術や知識をそっくりそのまま生かせる職種に就くのは一部の人のみですが、この未知なことに挑む能力、コミュニケーション能力(人間関係構築能力)を備えれば、どの職種に就いても、未知の課題に挑む準備ができます。与えられる研究テーマをやり遂げることで、卒業後にどんな問題を与えられてもあらゆる手段を使ってゴールにたどり着くまでの解法を見つけるスキルを身につけます。

規則正しくコツコツと

index_img02.jpg研究は、毎日規則正しく地道にやって、ようやく成果が出るものです。成果が出て研究のおもしろさがやっとわかることがあります。理由付けを求めず、ただ目の前にある課題を一生懸命やる、というのはいいやり方の一つです。地道にやっていれば、必ず何か見えてきます。 研究のおもしろさを感じるには、専門分野の技術・知識を身につける必要があり、研究成果をあげる必要もあります。そのために、朝から研究室に来て、午前中に一仕事、午後に一仕事、を集中してやります。自分の研究を自分で語れるようによく勉強もして、実験がうまくいってもうまくいかなくても先生、先輩と話をする、というようなことを積み重ねていくことで、自分を磨いていけます。そういう実践をした人は例外なく、就職後も活躍しています。 毎日深夜遅くまで実験する必要はありません。毎日コツコツと。息抜きもうまくして、集中して行わなければならないときは、時間を問わず集中してやります。

生化学分野のプロになる

index_img03.jpg研究室は、タンパク質や糖鎖の生化学実験技術が得意です。 得意な手法は、タンパク質精製、超遠心法を用いたタンパク質分画、酵素活性測定、糖鎖調製などの生化学。生化学は職人技的なところが多く、本を読むだけでは伝わらないところがあります。そんな技術を伝えます。生化学は生命科学研究の基盤技術で、産業界でも欠かせません。修士課程への進学により、この技術を用いた研究を行い、生化学分野のプロになれるようにしていきます。博士課程への進学により、この技術を生かした研究計画立案から研究成果発表までをトータルに行える研究者になれるようにしていきます。
生化学に加え、分子生物学、細胞生物学、情報生物学、合成化学、生物工学などの隣接分野の知識・技術が必要となる場合もあります。このような分野にも接するチャンスがあります。一つの分野でプロになっていく過程の経験は、就職後の仕事で専門分野のプロになっていく過程にも役に立ちます。

研究を通して成長する

index_img04.jpg生化学や他の隣接分野の知識・技術を幅広く吸収するため、柔軟な考え方、情熱が必要です。柔軟な考え方をもち、情熱がある成長したい学生、伸びる学生には応援(研究進捗、就職活動のアドバイス)を惜しみません。
世界に先頭を切って発見を行う研究の醍醐味を学生時代に味わってほしい。 一仕事(研究では、研究に取り組み、発見をし、論文を出すまで)してほしい。
一仕事した学生は一味違う成長を見せます。
計画立案から成果報告までできる一人前の仕事人としての道を歩み始めます。就職してから必要な大事な能力が身につきます。どこの分野に行ってもある程度の自信が持てるようになります。
特にこれといってやりたい研究が具体的に思い浮かばなくても、目の前にある課題に腰を据えて取り組み、一仕事する。これが自分の成長になります。自分が本気になってやりたいことがみつかるきっかけになっていきます。