立命館大学 石水毅研究室

石水研通信

セルラーゼ研究会

7月13,14日に長野県佐久市で行われたセルラーゼ研究会に参加してきました。この研究会は30年以上続く伝統ある研究会で、クローズドで手弁当で行われています。少し分野が外れるので緊張していましたが、酵素研究者ばかりの集まりであることがわかってきて、居心地が良くなってきました。名前だけは知っていてお会いしたことがなかった多くの先生方と顔見知りになって、いろいろとお話できたことが何よりの収穫でした。

ペクチン生合成に関する話を、開始の経緯や苦労話を含めて、たっぷりめに話させていただきました。東大の鮫島先生がやたらと褒めてくださったのが、長年の苦労が報われた感じがして、ありがたかったです。論文に現れない情報を交換できるのがクローズド研究会の醍醐味です。そういう情報交換をいろいろできて、今後の研究に活かせる有用な情報が得れて、参加した甲斐がありました。

会長の農研機構の徳安先生、世話人の天野エンザイムの鷲津先生、お声がけくださった東大の五十嵐先生をはじめ、多くの先生にお世話になりました。ありがとうございました。石水記す。

IMG_4323.jpgIMG_4322.jpg

関西では見かけない、しなの鉄道の電車手動ドアを見て、長野に来たことを実感した次第。