立命館大学 石水毅研究室

石水研通信

PCWB2021

2021年6月27日〜7月1日にPlant Cell Wall Biology 2021という国際植物細胞壁学会が開催されました。日本で開催される予定でしたが、オンライン開催となりました。埼玉大・小竹さんや東大・大谷さんらの尽力で、Zoom Webinar, Zoom Meeting, Slack, Remo, Spatial Chat, Confitを駆使した、オンライン会議の最高の満足感があった学会でした。運営委員会(石水も運営委員会の一人)の皆さま、ありがとうございました。

アジアオセアニア、ヨーロッパ、アメリカと大まかに3地区の時差を考慮しながらの学会運営で参加がたいへんな場面がありましたが、どの参加者も最後まで継続的に出席していて、濃い議論ができました。コロナ禍でも研究は各国で進められています。石水研で進めていた研究が先に成果として出されていた、というショッキングなこともありましたが、世界での植物細胞壁研究の進捗状況が把握できました。

石水研からは昨年度学位を取得したミントの成果「Diversity of pectin rhamnogalacturonan I rhamnosyltransferases in glycosyltransferase family 106」を発表しました。次の課題が明確になる発表でした。

植物細胞壁の国際学会の今後の開催地が決まっています。2022年はミシガン(アメリカ)、2023年はマルガ(スペイン)、2024年はサンチアゴ(チリ)、2025年はバンクーバー(カナダ)です。研究成果を出して、みんなで出席できればと思います。

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