立命館大学 石水毅研究室

石水研通信

最近の石水研(8,9月)

2020年8月7日

フランスのグルノーブル大学からのインターンシップ留学生、マルガの最終日でした。酵素、遺伝子操作の勉強をしてもらいました。2月末から5ヶ月ほどの滞在でしたが、研究室活動に一番制限がかかった時期と重なり、十分に研究はできませんでした。研究も観光も存分に楽しんでほしかったな。寮の人たちとは仲良くなれてたのが救いでした。必ずまた日本に来てください!!

2020年9月10日

応用糖質科学会(Web開催)で竹中さんが「ペクチンRG-I合成ラムノース合成酵素の多様性」について発表しました。初めてのWeb学会でしたが、たくさん本質的な質問をもらい、とても有意義でした。

2020年9月15日

日本生化学会(Web開催)の「糖質関連酵素の新たな姿」というシンポジウムで、石水が「植物糖鎖生合成に関わる新規糖転移酵素」と題して、最近の研究室のみんなの成果を代表して話しました。お世話してくださった木塚先生、矢木先生、ありがとうございました。結構な人からマジなお褒めの言葉をいただいて、元気が出た発表でした。

2020年9月21日

日本植物学会(Web開催)では、共同研究者の埼玉大学の九鬼さん(小竹研)が「シロイヌナズナmur1-1胚軸をモデルとした細胞壁の化学/物理学的特性の解析」と題した発表をしました。植物のしなやかさの仕組みを解き明かす研究です。学会が軒並みWeb開催になりましたが、質疑応答の共有化や口頭発表でのチャットの中から選ばれた的を絞った質問など、快適な部分もありました。いろんな人に会えないのは寂しいですが、数年に1回なら今後も学会のWeb開催はアリだと思いました。

2020年9月17-18日

石水研では 大規模な研究進捗報告会をしています。17-18日の報告会はzoomで行いました。画面と音声がクリアなこともあり、効率よく議論できました。私から見て、これはスゴイ、という発表が2件ありました(Sくん、Mさん)。地道にがんばって進んでいる発表は数多くありました。そして、M1の3人は力ついてきましたね!このコロナ禍で研究活動がかなり制限されてますが、その中でよくがんばっていると思います。また摂南大学の大橋先生のグループに参加いただき、意見してもらいました。ありがとうございました。

2020年9月29日

博士号を取得したミントが、タイに帰国する飛行機(特別チャーター)スケジュールの関係で卒業式に出席できないところ、学部が学位授与式を特別に開催してくれました。ミントは初めての分野で3年間のうちに論文を発表しなければならないプレッシャーを力に変えて、コツコツ研究を進めていきました。ペクチン合成酵素の多様性を明かす大きな研究成果を得て、博士号取得となりました。頑張り屋さんで、礼儀正しくて、優しくて、いつも笑顔で、とても素敵な存在でした。ミント、よくがんばったよね。ミント、ありがとう。これからの活躍を願っています。

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