立命館大学 石水毅研究室

石水研通信

最近の石水研(11,12月)

11月9日 3年生仮配属

3年生10人が石水研に仮配属されました。3年生にとっては、配属研究室を考える期間が1ヶ月くらいありましたが、情報収集と先生方との懇談がオンライン。不安がありながらの配属だったと思います。幸い、希望が叶った感じの人が多くて安堵してます。石水研に配属された一人一人とお話ししましたが、真面目な人が多くて、とてもいい感じです。研究で成果出したり、希望の進路が叶っていったりすることを楽しみにしています。写真は1回だけ対面で集まった貴重な機会に撮ったものです。

20201230140008.jpg11月13日 M1中間発表会

例年より2ヶ月遅れのM1中間発表会。1年半後の修士論文提出に向けてのものです。例年ポスター発表のところ、今年はオンラインで口頭発表。40~50人M1がいますが、発表をじっくり聞けて、議論ができたのは収穫でした。発表をどうしても聞けないM1がいて、それが残念なところ。新しい方法は、いつも良いところとそうでないところが混在しますね。今年は新しいことが多く、そういうことの連続です。石水研のM1は全員力がついていっていることがわかったことも収穫でした。みんなもう少しで学会発表できるところまでいってて、研究成果に結びつけていきます。

 11月15,16日 新学術若手の会

新学術領域「植物構造オプト」(2018〜2023)に参画してます。この若手の会に石水研から7名が参加しました。今年はオンライン開催で、Webex、Remo、SpatialChatという3つのツールを使い倒す最先端のオンライン研究会でした。他大学の先生と1対1で面談し、研究のコメントをもらうメンタリング制度。緊張した人もいたと思いますが、新たな視点をもてたり、今までになかったアドバイスをもらったりして、自分の研究を立体的に捉える良い機会になったと思います。

 12月16,17日 さくらサイエンスプラン

アジア諸国の大学生が日本の大学を体験するさくらサイエンスプラン、今年はオンライン開催となりました。こじんまりと立命館の教員と他国の学生さんがzoomでお話しする機会でした。石水はタイのカセサート大学、コンケン大学の学生さんを担当。植物酵素の専門的な話をしたのに、結構理解していて、普段からよく勉強していることがうかがえました。英語でのコミュニケーションは問題なく行えました。少し話すだけで、将来活躍してそうなことを感じます。次回は日本に来たり、私がタイに行ったり、対面で交流しましょう。

Epb66chU0AA8M-F.jpg12月18日 An Songさん来日

2020年9月入学で石水研配属のAn Songさん。コロナ禍でビザ交付が遅れ、来日できていませんでした。9月以降のオンライン指導は、目に見える成果がなく、もどかしいものでした。ビザが交付され、成田のホテルでの2週間隔離期間を経て、ようやく会えました。ようやく研究を開始できるようになりました。すぐに年末年始休みに入っちゃいますが、年明けから勢いつけて研究進めていきましょう。

12月18,21日 研究進捗報告会

研究室構成員が研究進捗報告会で発表しました。卒研発表、就活、修論発表を控えて、研究を整理する良い機会になっています。自分で成果をアピールして、自画自賛してほしいというのもありますし、私が学生を褒めたい、という思いもあります。今年度は研究活動に制限が続いていて、思うようにいかないことが多いですけど、コロナ禍に関係なく地道に研究に取り組んでいる人が地力を着実につけていることがわかる機会になりました。整理できたところもありました。この状況での研究の進め方がわかってきたところですので、いろいろと相談しながら、進めていきましょう。

 

2020年は、Frontiers in Plant Science誌など学術誌に原著論文を2報、応用糖質科学誌に総説を2報、報告しました。2021年は現メンバーで良い報告ができるように進めていきます。皆さま、年末年始はお大事にお過ごしください。石水より。