立命館大学 石水毅研究室

石水研通信

コロナ禍でも

 お久しぶりの石水研通信です。新年度が始まり、新しく4年生が配属されています。4月2週目から新年度をスタートしようとしていた折に、緊急事態宣言があり、4年生は実験をスタートできていません。大学院生もしばらく実験ができないまま、1ヶ月以上が過ぎました。植物を扱う多くの実験は数ヶ月の単位で継続的に行うので、1ヶ月のストップは数ヶ月のストップに等しく、ダメージが大きいです。

 とは言っても、前に進みたいところです。石水研では、4年生は4月から週3回Zoomで勉強会を行なってきています。研究室全体では5月7日より週1回の雑誌会を行なっています。研究室の中では、研究を進展させていけるような形は一応は取っていますが、こういう形なので、どうしても個人差が顕著になります。4年生でも、渡した文献について質問を多くしてくる人がいて、そういう人はどんどん力をつけていきます。研究を進めると、自分で調べていく力、自分で結果を解釈していく論理力がついてきます。このコロナ禍を、自分で調べていく力をつける期間として使って欲しいなと思います。

20200514183407.jpgオンライン雑誌会をしているところを不意に取った写真です。みんな真顔です。