立命館大学 石水毅研究室

石水研通信

研究室報告会2019夏

 石水研では半期に1度、皆で集まって丸2日間かけて研究報告会を行っています。今回は昨日、一昨日に。今回は、大きめの発見が1つ、小さめの発見がちらほら、あと一息で発見したと言える感じになるのが多くありました。発見は、ある一つの実験がうまくいってできるものではなく、徐々に見えてくるものです。実験量を積み重ねて初めてぼんやりと「発見かも」と思うところが始まり、さらに積み重ねて確信に変わっていく、そのような過程を経ないとたどり着けないところ、ってのを改めて感じました。発見の瞬間に飛び上がって喜ぶ、みたいなのは少ないです。じわじわ小躍りする感じがいくつかあって、発見にやっと至るという感じ。そんなたくさんの実験を積み重ねて発見というものに至ったものがありました。その発見を論文にするのは、また別のたいへんさがあり、さらに実験を積み重ねないといけません。ラボメンバーの学生たちみんなが真面目にがんばってることがわかり、今回は質問もよく出て、良い感じの報告会でした。実験を積み重ねて、良い報告ができる経験を卒業までにしてほしく思います。そして、今回は摂南大学の大橋先生にも参加いただき、たくさんのクリティカルなコメントをいただきました。ほんと、ありがたかったです。

 夜の懇親会で、みんなとゆっくり話したら、ラボメンバー同士がめっちゃ仲良くなってることがわかり(そこまで仲が良いとは知らなかった...)。もうそういうのが何よりうれしいのですよ、研究室の担当教員は。懇親会後の結構な時間から元気な女子たちは近くの空き地で花火。そして今晩のびわこ花火に揃っていく人たちもいて。アオハルかー。

 研究室は夏休み期間に入ります。夏休み明けからまた実験を積み重ねますよ。石水より。

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