立命館大学 石水毅研究室

石水研通信

2018年度の終わり、2019年度の始まり

2018年度も石水研の1,2,3期生のがんばりにを元に良い論文を出すことができました。これで石水研開設時の「植物N型糖鎖の分解経路の解明」「植物細胞壁ペクチンの生合成に関わる糖転移酵素遺伝子の同定」という2つの目標を達成できました。とても感慨深いです。これらの論文に名前が入っていてもいなくても、これらのプロジェクトに関わった人たちは、石水研在籍時には本当によく実験しました。がんばった時期と論文が出る時期のズレがあるので、がんばっている時に「毎日何してんだろ?」とふと疑問に思ってしまうことがあります。近い未来の良い姿を想像・妄想することはそのストレス軽減につながります。新たな目標を持って、いつも数年後の良い形を妄想しながら前向いて行きたいものです。次の目標が達成できるように普段の地道ながんばりを続けていきましょう。

 20190331102630.jpg1期生の石水研配属直後。実験に集中。(2013年4月15日)

M2(石水研4期生)3人、B4(石水研6期生)5人がそれぞれの就職先に巣立ちます。就職先の目標を理解して、協調的になって、個人の能力を発揮しながら、組織としての成果を地道に着実に出していって欲しいです。まずは就職先の考え、上司の意見を受け入れてください。自分の考えと違うからという理由で受け入れないのは損です。自分の考えと違う人との出会いは、自分の考えの幅を広げるチャンス、と受け取れます。成果を出す前に自分の主義主張を通すことは衝突しか生みません。自分と馬が合わない人ほど自分にないものを持っています。立命館大学での学び、経験が生かされますように。それぞれの就職先での活躍を切に願っています。

c22b7321e6c566503e0fdcf4ac37a0642_39903210_190331_0090.jpg2019年度が始まります。竹中さんが助教に就き、体制が新たになります。石水研に来て良かったと思える1年にしていきましょう。前向いて笑顔で行こ。石水より。