植物細胞壁セミナー
1月21日(土)に「循環型炭素資源ー植物細胞壁の研究」と題したセミナーを開催しました。生物資源研究センターとR-GIRO農業拠点が共催した第一回目のセミナーでした。新学術領域「植物細胞壁機能」から後援もいただきました。遠くは仙台、東京、岡山からも参加いただき、約50名の参加者がありました。活発な議論が行われ、盛会となりました。年度末に近い慌ただしい折に講演いただいた小林先生、大谷先生、今井先生、飛松先生には改めてお礼申し上げます。講演者の先生方は立命館から1時間圏内の大学で研究を進めていらっしゃいます。滋賀・京都・奈良地区での細胞壁研究者ネットワークが一層強くなる機会になったと思います。またセンター・R-GIRO関係者の皆さまにはいろいろとご支援いただきました。ありがとうございました。石水研のみんなも準備・受付・後片付けなど、サポートをありがとうございました。
石水研からは、ペクチン生合成の分子機構について、加藤さん・柳生さんの成果を元に竹中さんが代表して発表を行いました。今後の研究展開の参考となる多くの質問を発表後にいただきました。ありがたいことです。
嬉しかったのは、石水研の何人かの学生が来場していた先生方に自分の研究に関わる質問を果敢にしにいっていたことです。自分が主役となって研究を進めていけている証ですね。夜の懇親会でもいろいろな議論しにいっていた人もいました。
今回のセミナーの成果を今後の展開につなげていけるようにしていきます。