立命館大学 石水毅研究室

石水研通信

Pectin Lovers Meeting

 フランスPicardie大学のJerome Pelloux博士、Fabien Senechal博士、Josip Safran氏の来日に合わせて、東京大学(10月1日)・奈良先端科学技術大学院大学(10月3日)にて開催されたFrance-Japan Plant Cell Wall Workshop "Pectin Lovers Meeting" に参加してきました。オーガナイザーの大谷先生がつけたタイトル「Pectin Lovers Meeting」。素敵なタイトルです。東京会場では竹中が発表し、奈良会場では石水が参加しました。ペクチンのダイナミクス制御の最新知見が紹介され、今後のペクチン研究の課題について熱い議論がありました。竹中さんの発表、好評だったと聞いてます。

 Jeromeグループはペクチン分解酵素をメインに、石水グループはペクチン生合成酵素をメインに研究しています。両者ともペクチンダイナミクス、ペクチンの生理機能に興味を持っていることを確認できました。短い時間で詰めて交換できる情報は交換し合いました。JeromeもFabienも穏やかな人で、こちらのたどたどしい英語を最後まで聞いてくれる真摯さ紳士さがあり、心地よい議論でした。お互いの研究内容をお互いが勉強していて、お互いにレスペクトしてるところが伝わったのも心地よさを増やしていたと思います。Josipはラーメン大好き、日本大好きな学生で楽しい人でした。

 共同研究が始まりそうです。この出会い、大事にしたいと思います。オーガナイズしてくださった、大谷先生、出村先生、ありがとうございました。(石水)

Jerome.jpgJeromeの講演(リンク先から取った写真です)。